みね NO.25---卒業




みねを好きになってから
どれくらいの月日がたったんだろう




好きになって
でもきみは他の誰かを見てて


何度も何度も諦めようとした。




でもやっぱり諦められなかった。



気持ちを貫きたかった。




好きになって自分がどれだけ小さいかもわかった。






一度みねがあたしを見てくれたとき
あたしはそれに答えることができなかった。



気持ちが通じ合ったのに。
やっと願っていたことが起きたのに。




あたしは逃げたんだ。



怖くなって逃げたんだ。






今更後悔したって遅いこと。


最初から気付くべきだったんだよね。















そして今日はきみと会える最後の日。







卒業式。







お互い高校に見事合格。
これからバラバラの道を行く。



卒業したら、もう会うことなんて絶対ない。



きっともう二度と会えないと思う。






でも悲しくないよ







ここからがスタートだから。









中学校3年間は、きみでいっぱいでした。
きみのことばっかり考えて
笑って泣いて
たくさんのことを学んだよ。




ありがとう・・・・・・。







結局、最後まで




「好き」ってこと




伝えることはできなかった。





もう、あたしには過去のことだったから。


いつまでもきみにぶらさがってるわけにはいかない。





あんなに人を愛しいって思ったのは
初めてだったんだよ


たとえ片想いでも
きみと関われることが幸せだった。

ほんの少しだけでも
話せたりすることが幸せだった。



きっときみに出会ってなかったら知らなかった。






みねに恋した3年間。
絶対に忘れない。


元気でね!
いつまでもかっこいいみねでいてね!




今度こそ

本当にばいばい





今度こそ


みねを思い続けた生活にばいばい。






ほんとにほんとにありがとう。








みねへの気持ちがいっぱい詰まった
校舎と別れを告げて
あたしは卒業した。












―END―




/あとがき


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