第15話---やっぱり




麻衣「ばーかぁ・・・」



ばか  が口癖になりそう・・・





教室に戻って、あと最後の1時間が始まる。
達哉は・・・・教室に戻ってこなかった



思いっきり、「好き」って言っちゃったんだよね・・・。

冷静になった今
少し後悔。


てゆーか・・・
・・・・・・・・恥ずかしい!


もう絶対顔見れないししゃべれないよ!


なんで同じクラスなのかなー・・・

前は幸せで幸せで幸せだったのに・・・今は、違う





千穂「麻衣ちゃーん」


後ろの席から千穂が話しかけてくる


麻衣「あっ、千穂・・・」
千穂「何があったのか全然読めないんですけど」
麻衣「・・・・・・・。」
千穂「なによー?何があったの」


麻衣「千穂ぉ・・・・・・ぅー」


千穂「ちょ、麻衣ーどしたのよーっ・・・」




だめだ、まだ涙腺緩い







キーンコーンカーンコーン 千穂「・・・・ほら、授業終わったよ」 麻衣「グスッ・・・」 千穂「もー泣くなって!」 麻衣「だっでぇ〜・・・・」 うるさい先生の授業じゃなくてよかった・・・。 達哉・・・・・まだ屋上にいるのかな。 今達哉は、何を考えて何をしているんですか? ねぇ達哉 あたしやっぱ達哉が好きだよ。好きなの どーしようもないの、ほんとに・・・こればっかりは。 あきらめるなんてこと、したくないよ 達哉があたしのこと友達って思ってても あたしは達哉のことが好きなんです。 すごくすごく好きなんです ―――屋上 達哉「だー・・・・っもう」 達哉「・・・・・どーすりゃいんだよ・・・」 俺は何がしてぇんだ 自分でも全然わかんねぇ
千穂「ぱーっとカラオケでも行かない?」 麻衣「ええー?何それー」 千穂「ストレスたまってないのー?」 麻衣「んー・・・たまってるっ!!」 千穂「よしゃ、行こっ」 千穂は、あたしが落ち込んでたりすると いつも盛り上げてくれる。 あたし、なんか寄りかかってばっかりだ ありがとう。千穂
―――次の日 麻衣「おっはよぉー!」 千穂「ぅぉ。元気だね」 麻衣「まーね!いつまでも落ち込んでなんかいらんないし!」 千穂「さすが」 ――ガラ 達哉・・・。 麻衣「おっはよー!」 達哉「お・・・はよ」 あたし、笑えてる 千穂「もー大丈夫なのー?」 麻衣「なにがー」 千穂「新山と話しても」 麻衣「だって・・・」 やっぱ好きだもん 麻衣「絶対あきらめないんだ」 千穂「・・・」 麻衣「達哉にとっていつか1番になってみせる!うん」 千穂「・・・・・あんた、偉いわ」 麻衣「でしょー?笑」 やっぱり達哉が好き。 どんな達哉でも大好き。 達哉に会うとやっぱ思っちゃうよ あのキスが達哉の気まぐれでも 嬉しかった事実は変わらないし 達哉を好きな気持ちも、全然変わってない・・・ たぶんこれからつらいけど あたし頑張るんだ。 やっぱり好きなんだもん。

/第16話---合コン


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