第3話---達哉のこと





麻衣「夢をかいたテストの裏〜紙ヒコーキ作って♪」




千穂「明日になげるよ　ってか？」
麻衣「千穂！急によってくんなよー」
千穂「･･･。なんかテンション高いね」
麻衣「だって･･････明日から夏休みだもん！！」
千穂「新山に会えない〜とかゆってたくせにねぇー」
麻衣「だってだって、夏休みを乗り越えれば･･･
　　　達哉と二人でデートできるんだもんッ！」



二人っきりなんて･･･
まさにカップル状態じゃないですか


この希望さえあれば
どんな夏休みも耐えられるってもんさ



千穂「いーねー幸せそぉで」
麻衣「はい！幸せですッ」
千穂「･･･････。」










達哉のこと　考えるだけで幸せ

こんなに人を好きになったの初めてだもん
すごい嬉しいんだ



達哉「ぅおぃ」

麻衣「ぅわッ！」
達哉「え、そんなびっくりしなくても･･･」
麻衣「はは、ごめんごめん」


焦ったー
心読まれるかと思ったー　（ｵｲ

てかあたし
達哉のことばっか考えてるなぁー

もし達哉に彼女とかできたら
大変なことになりそー･･･だよ




････････････････てか。



達哉、付き合ってたりしてないよね･･････？

















達哉「彼女ですか？」





うん･････････彼女。




麻衣「いるの？」


いないよねッッ！？


達哉「うん、地元にいるよ」





























　　　　　　　　　　撃沈。










神サマ、あたしはどーすればいんでしょーか
こんな終わり方、残酷すぎ･････････




達哉「･･･ぶ」


麻衣「･･･？」



達哉「はは、嘘だよバーカ」
麻衣「･････････････。」



･････････こいつ････。



麻衣「ばかー！アホー！へそ噛んで死んじまえッ」
達哉「なんでそんな怒んだよー」
麻衣「････････ばぁーか」



好きだからです。







･･･････てか待って。



今のあたしの態度
あきらか････････バレバレだよねっっ！！！

好きなのバレバレ！？
あーもぉやだよー！自分ばかー！！


･･････でも

もし、もしあたしが達哉に
　　


　　　すき　　　　　　なんて言ったら



達哉、どー思うかな




達哉はどんな子を好きになるんだろ

あたし達哉のこと
全然知らないんだな･･･





←/第4話---急展開？