第25話---両想い





ジリリリリリ






・・・・目覚まし・・・うっさいなぁ・・・


カチッ




麻衣「ふあぁ・・・・。ん?・・・朝・・・・・?」







麻衣「あ。学校か・・・・・・・」





・・・・・・・。





・・・・・・・・・・・・・・・・・。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。













「好きだ」













「俺お前が好き」










「麻衣・・・・・・・好きだよ・・・・・・・」





























麻衣「・・・・・・・・・・・ふ、ふふっ・・・ははははv」





・・・・・・・・やばい。つい顔がニヤける

アホだあたし!





なんか、すごい緊張する・・・なぁ てか・・・今更になって不安になってきた・・・。 昨日のって "夢" じゃないよね? 千穂「おはよー!」 麻衣「!」 ・・・・・・・! 麻衣「ち、千穂かぁ・・・」 千穂「何?どしたの?そんな驚いて」 麻衣「や、別に・・・・・・。」 達哉かと思ったぁ・・・・・・・。 なんかホッとしたぁ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ 達哉「・・・・・・・ぅす」 麻衣「おはよぉ・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・やば あたし顔赤くないかな・・・? すれ違うだけで こんなドキドキしちゃうなんて。 あたし、達哉と話せなさそー・・・ てか話しかけられないだろーなぁ・・・ 達哉から話しかけてもらうの待とう!うんっ キーンコーンカーンコーン 6限目終了―――――― 麻衣「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 結局、最後の授業終わるまで 達哉には1回も話しかけられなかった。 ・・・・・・・・・なんでっ!? もしかして・・・やっぱ昨日のは夢だったとかっ? また"なかったことにして"とか 言われちゃったりしてー!笑 んなまさかね!それはありえないよねーいくらなんでもっ 「ごめん、なかったことにして・・・?」 麻衣「・・・・・・・・・・笑えない」 やばい。本当に夢だったような気がしてきた・・・   「おい」 まさか・・・まさかね!   「おーい!」 でももしそんなことあったら・・・・   「おいってば」 あたしまじ生きてけないよ!!! わーーわーー   「麻衣!!!」 麻衣「はいっ!?」 ・・・あ。 達哉「何一人でやってんだよ」 達哉・・・・・・・・・! 麻衣「えっ、やっ別にィっ?」 やーー顔見れないっ あたし今顔色絶対やばい! なんか火照ってるもんっっ 達哉「今日一緒に帰ろ」 麻衣「え!あ、うんっ!!」 達哉「勝手に帰んじゃねーぞー」 麻衣「わかってるよぉっ」 達哉「なはは!じゃあ帰りな」 なんか・・・・・・・・・・嬉しいっ 一緒に帰れるんだ! そうだよね?やっぱ付き合ってるんだもんね!うんっ 一緒に帰るのが普通になるんだ・・・。 なんかいいな ねぇ、あたし達哉の特別なのかな その笑顔は、あたしにだけのもの?なんだよね・・・? 嬉しいな 嬉しいよ 達哉「麻衣ー。帰ろ」 麻衣「うんっ」 あたし・・・・・上手くしゃべれるかなぁ・・・ 校門を出たあと。 達哉は辺りをキョロキョロ見渡していた ・・・どうしたのかな? 達哉「よしっ。んじゃー、はい。」 麻衣「へっ?」 達哉は左手をあたしの方に差し出した。 達哉「お前手繋いでないと迷子になりそーだからな」 麻衣「ぶ。なにそれっ」 普通に言えばいいのにっ!ばか 達哉「笑ってんなや!」 麻衣「だってぇー」 嬉しいんだもん。 幸せなんだもん。 だめだ、顔がニヤけちゃうよ 変って思われるかなー なんか照れて笑えちゃうの・・・。 片想いのときは 毎日ドキドキして 不安なことも、悲しいこともいっぱいあった。 でもね、でも、 今は全部が全部幸せに思えるんだ 両想いって、すごくすごく幸せなものなんだね

/第26話---あたしだけの


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送